新春のお慶びを申し上げます。
鳥撮りはこの1ヶ月、門前雀羅を張る感を呈していますが、新年を迎える準備も滞りなく終了した大晦の昨日夕、久しぶりに時間が取れました。そして、時折強い風が迷い込むと虎落笛が聞こえる林でアオジと、玉蜀黍色の頭をしたミヤマホオジロに会いました。
話は少しだけ逸れます(新年なのでよしとします)。僕は床に就く前、時宜、日記をつける習慣があるのですが、概ねその日の出来事に私感をつけて1,2行で終わってしまうのに、2005年は'01年以来、長々と書かざるを得ない日が(特に年末)多かったように思います。今年はその日の天気ぐらいしか記しようがない日が多くなって欲しいものです。
趣味のひとつであるこの”鳥撮り”については、本年はある種の電撃的な------碧い叢氷を縁どる海波の稲妻模様にも似て美しい------出会いを手繰り寄せてみたいです。
旅に病で夢は枯野をかけ廻る 芭蕉