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Bird's Shiesta-野鳥のお昼寝-
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本の紹介
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最近購入した写真集でとてもいいのがありましたので、紹介します。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/1846077605/ref=pe_2102_15095682_snp_dp

表紙の写真がすごくキャッチーな構図ですよね。おそらくこれはアカオノスリだと思いますが、作品名はRed-Kiteになってました。なるほど。
掲載されてる写真は鳥だけでなく野生動物全般ですが、どのスーパーショットにも私情が感じられ、飽きません、いつまでも。
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by takaortho | 2009-12-06 01:06
スティーブン・キング「悪霊の島」読了
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スティーブン・キングの「悪霊の島」(原題:Duma Key)読み終えました。前半の主人公エドガーに降りかかる事故 --対側衝撃(カントラクー)-- 、リハビリ、鎮痛薬 -- オキシコンチン、 バイコディン -- など、自分の怪我で少しなじみがあるのか、すんなり入り込み(私は手術後、そんな強い鎮痛薬は飲んでませんが)、ワイアマンのスペイン語にのせられ、上巻の2/3を過ぎたところから一気呵成の勢いがつきました。しかし、ページをあまりに早く繰るのはもったいないのです。何度も復誦しつつ、ゆっくり静かにエンディングに向かいました。結論、この小説は出色の出来といっていいのではないでしょうか!! キング先生!! 。

そして何より、キング渾身のあのフライング技(掟破りの”事前予告”)、しっかりと受け止めさせていただきましたよ。そして、そこで僕の中で何かが確実に壊れました.........。
ココです↓

-下巻169p-
ふりかえって、わたしに手をふってくれたが、そのときにはもう曇りガラスごしにぼんやりと浮かぶ若い女らしい人影に過ぎなかった。いまとなれば、その姿をもっとよく見ておけばよかったと心の底から悔やまれる。というのも、それっきり会うことはなかったからだ。



タイミングをひとつ間違えれば全てが台無しになってしまう技だと思うのですが、ほぼ完璧ではないでしょうか。「ザ・スタンド」でも使われています。
ココです↓ スタンドの中でも最も好きなシーンのひとつです。


-V巻276p-
三人は歩き出した。そして彼らが○○○○・○○○○○○○とめぐりあうことは、以後二度となかった。



そんな風に予告されてしまうと、その登場人物の未来がもうわかってしまうのだけれど、そんな事前通告何のその!! 輝きが失われることはないどころか、さらに魂が吹き込まれるんですね。もう、ワイアマンではありませんが、”クソったれの馬鹿ったれ! ( Cojudo de puta madre ! )” です。

そして終了に近い第21章「月明かりの貝殻」はキングの作品のなかでも、その ” 悲しみ” の度合いでは傑出していますね。涙腺の弱い人は確実にやられそうな、素晴らしいとしか言いようのない文章群。単語の無限の組み合わせの中から、あのシーンへの最適解が提示されてると思います。というか、あれを”言語”で表現できる小説家はそれほど多くないと思います。僕はそのキングの小説家としての能力に感動し、思いました。やっぱりあのオッサンは、偉大なギフトを天から授かっているのは間違いないし、まだ枯れていないのだ..........(ただし、なぜ、それをダークタワーの最後で使わなかったのか、いまだに納得できませんけどネ......。無限の先の無限を、すべてをはねのける特異点を、およそイメージすることのできない10次元を超える複数次元を3次元の我々に手に取るようにプレゼンできる人はそのギフトを授かっている人しかできない御技なのだから...........)。

来月には↓ Under the Dome が出版されます。それまで、もう一度Duma Keyを原書とオーディオブックで味わうつもりです。特にワイアマンの台詞、スペイン語でどんな風に発音されてるのか、ものすごく気になるのであります。「おい、若造 (ムーチヤチョ)! 」以外にも。これはもうオーディオブックしかないでしょ。

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ちなみに ”ムーチャチョ” の発音は
http://www.merriam-webster.com/dictionary/muchacho

どちらかというと、ムチャーチョウ という感じになりますね。読んでいる時は、そのような感じで音をイメージしてました。また、このワイアマン、私は俳優のジェームズ・コバーンさんが真っ先に浮かび、それ以来、ずっーと彼で読み切りました。
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by takaortho | 2009-10-10 01:34 | スティーヴン・キング
スティーブン・キングの新刊 「悪霊の島」(原題:Duma Key)
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キングの 「Duma Key」の翻訳「悪霊の島」上下が届き、読み始めました。この帯に書いてある通りの帝王復活をお願いします。
主人公の怪我の規模とは雲泥の差があるのですが、最近自分自身も大怪我をしたこともあり、3ヶ月前の自分とは違う読み方もできそう。まだ50pほどですが、時折挿入されてくる視点の違うセクションの意味がまったく予想できず、期待は膨らみます。
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by takaortho | 2009-10-01 23:46 | スティーヴン・キング
久々にクラークを
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連休を前にするとカメラの手入れか本屋さんに行きたくなるのが癖です。2年ぐらい前まではこの時期にカモさんを撮るいいポイントがあったのですが、昨年ぐらいからめっきりいなくなってしまいました。今は鴨川にオナガガモがいっぱい来ているのですが、朝も7時を過ぎると、人が多すぎて撮るのがとても難しい、と何やかんやでどこに撮りにいくかはその時の勢いで決めることにし、夜に読む本を探しに河原町のジュンク堂へ。

c0034905_4271659.jpg新書コーナーでめぼしいものがなく、海外文学でキングの「リーシーの物語」を手にとる。うーん、あまり評判が芳しくないのですが、最初のほうを立ち読みしただけでは判断できません。保留。前作「セル」でキング作品初のリタイアを記録してしまったトラウマかな。「スタンド」や「IT」、そして「ダークタワー」とあれだけの長編につきあえたのに、「ダークタワー」後のキングの作品には、ハッとさせられる煌めきのようなものが未だ感じられず、食傷気味なのです。

その代わり、ジェフリー・ディーヴァーの「スリーピング・ドール」を買いました。「ボーン・コレクター」のリンカン・ライム物の最新作で登場の尋問の天才、キャサリン・ダンスを主人公に据えた犯罪ミステリものです。おもしろいかと思ったのですが、まだエンジンがかからず、遅々として進みません。ふと思い立って買った、アーサ・C・クラークの、新訳となった「幼年期の終わり」、とジェームズ・P・ホーガンの「創世記機械」、こちらのほうが圧倒的におもしろい!もう何回か読んだ古い本です。それでも、彼らが描いた未来が実現できていない現在の視点から、古典になってしまったSFを読むという妙にねじれた時間感覚がそうさせるのか、とても新鮮なんですよね。

c0034905_4282167.jpgc0034905_4285193.jpg昨年の3月に亡くなったクラークの作品では、「2001:宇宙の旅」、「幼年期の終わり」が知名度が最も高いですが、個人的には「遙かなる地球の歌」という中編が最も好きです。この中で描かれる宗教観、神については賛否両論あるのかもしれませんが、人類史の中で”宗教”が全てにおいて善だったとは言えないという感覚は共有できます。ただ、クラークは人間を性善説で描いているように思うのですが、僕は人間性悪説なので、いくつになってもちょっと違和感を覚えてしまう。ホモ・サピエンスの攻撃性はとどまるところをしらないから、それを押さえ込む窮余の作として宗教をも生み出さざるを得なかったのが、我々人類の宿命!(というか業?)なのでは?と常日頃思うからこそ、かえってクラークの世界観はさわやかで気持ちよく読めるのかもしれない。そんなことより、「遙かなる地球の歌」の最大の見せ場はラスト間際の宇宙船から見る地球の壮絶な光景。これは最近の安っぽいCGでは描ききれないだろうな、、。先日、立ち読みで読んだナショジオに「人類が今までに生産した金の総量はオリンピックの競泳プール2杯分もない」と書いてましたが、逆に、それだけの金がよく地球に集まったなと思うのです。金のような思い元素は中性子星クラスの重い恒星を含む銀河同士がぶつかって初めてできるので、遠い昔にこの太陽系ができる以前に、近くにそうした銀河システムが存在した証拠。これはすごいことです、、。クラークやホーガンの作品を読むとそうした宇宙への果てしない想像力がかきたてられるのですね。

とはいえ、彼らの作品の宇宙観と現在の我々のそれとでは大きく異なるのも事実。たしか、5,6年前にこの宇宙がただただ膨張するだけの運命であるという確実な証拠が発見されてます。最後は無限に、やみくもに広く、真っ暗な(光子ですらもう消滅した)、最後のブラックホールも蒸発した、何もない空間が膨張を続けるだけ。とはいえ、ほぼそのようになるのは10の100乗年ぐらいの頃ですが、(今が宇宙誕生後10の10乗年代。つまり指数を基準にすると10歳代。宇宙の死は100歳ぐらい。60歳ぐらいで陽子崩壊が始まるので、その頃には生命は確実に存在しなくなる)。
そんな今日この頃、、、。

PS
それにしてもエキサイトのブログ、リンクの設定やフォントの太字、大きさの設定がうまくできませんね〜。選択した文字列に対してどうやってもフォーカスされません。macではSafariでもFirefoxでもうまくいきません。Windowsではちゃんとできるのでしょうか。それともエキサイト側の問題なのか、どちらなんでしょう?
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by takaortho | 2009-01-11 04:36 | 雑記
あまり良くなかった本
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鳥の飛翔の写真集だと勝手に思い込んですぐ購入。
届いたのを見て少しがっかり。羽の構造、メカニクスのことなど詳しいのですが、肝心の写真がほとんどピンボケです。まあ、こういうのは購入してみないことにはどうしようもないですね。
表紙のデザインが今ひとつでも、中身は素晴らかったりすることもありますから。
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by takaortho | 2008-11-03 00:00 | 雑記
The World without us
株価が7000円を切るなど穏やかならぬ日々が続いていますね。
鳥撮りにもほとんど行けずにいます。

今日は鳥関連のWebSiteや本の紹介です。

●写真家アーサー・モリス氏のサイト
http://www.birdsasart.com/
ご存知の方も多いと思いますが、氏の撮影された写真をテクニカルな情報付きで見ることができます。このサイトにある
Bulletins and Notes Archive
は撮影技術についての宝庫になっていて、メール登録しておくと最新版をHTMLメールで2~3週間に一度の割りで送ってくれます。

●Birder's Wolrd
http://www.birdersworld.com/
Birder's Wolrdは隔月発行の雑誌で主に米国の鳥がメインですが、好きなハチドリの写真もよく登場するので定期購読しています。とても簡便な英語が使われているので読みやすいですし、なにしろ写真がいいのです。普段はコンピュータ画面でしか見たことのない鳥を印刷媒体で見るととても新鮮です。この雑誌のブログである、
Field of View
には新種の鳥のことや、鳥に関連した環境問題のことなどがよく扱われています。

●The World without us
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昨年から気になっていた本なのですが、最近翻訳版(「人類が消えた世界」早川書房)も出ました。
「人類が消えた世界の鳥たち」という章では、仮に人間がこの地球上から消滅したら、鳥たちはどうなるのかなという疑問に答えてくれています。単純に考えると、鳥たちのパラダイスかと思うのですが、果たしてどうでしょうか。普段の私たちのテクノロジーに依存した生活形態がどういう風に地球環境とコネクトしているか、多角的に見ることができて、最近読んだノンフィクションの中ではもっとも楽しめました。
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by takaortho | 2008-10-28 15:43 | 雑記
雑誌の記事より(その2):Rubber-like bill

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これは私も始めて知ったのですが、とても驚きました。
Birder's Worldの今年の4月号の読者よりの質問に答えるコラムなのですが、前回このブログで紹介したScott Leslie氏の「Meal in the Mud」という写真エッセイの中で掲載されていたアメリカオオハシシギ、「これの嘴の先端が開いているのは本当なの?」という内容のQuestionです。私も写真を見たときは、この個体は嘴がおかしいなと思ってました。

編集部の回答の概略は

・ジシギやオオハシシギのほか、多くの鳥の嘴は硬いというよりもラバー状に柔らかい
・Wilson's Snipe というジシギの嘴はとてもフレキシブルで、根元を動かさずに先端だけ開閉することができるようになっている

とありました。今まで、嘴は硬いもんだとばかり思っていたので、本当にこれには驚きました。

さらに付け加えるならば、嘴はその先端に神経終末の受容体を持ち、ある種のセンサーにもなっているらしいです。これにより地面の状態(温度、粘調度など)を感知し、さらにその下の見えないところにいる餌をマニピュレイトできるわけなんですね。
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by takaortho | 2007-06-01 13:34 | 雑記
雑誌の記事より(その1):Meal in the Mud
定期購読しているBirder's Worldの昨年の8月号にですが、おもしろいPhoto Essayが掲載されていました。著明な写真家のScott Leslie氏の「Meal in the Mud」という投稿記事です。
舞台になっている場所はカナダ南東部のハリファクス近傍の Bay of Fundy の周辺。
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ここを中継地として訪れる旅鳥たちは、写真のような Mud Shrimp を食べているのですね。
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この写真のヒレアシトウネンが一番見られるようですが、2週間から3週間の滞在の間に、Shrimpをたくさん食べ、体重を2倍にするそうです。そうしてここから南アメリカの北岸までの2700マイルのノンストップフライトに備えるのだそうです。
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Evangeline Beach から見た Minas Basin はこのようなロケーションのようですが、なんとも雄大な干潟です。ただし、最近はこのような場所でもShrimpの減少傾向が見られ、渡りの鳥たちの数に影響がでているとのこと。
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もっと詳しい話は以下のScott Leslie氏の著作にあるのだと思われます。
Wetland Birds of North America: A Guide to Observation, Understanding and Conservation
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by takaortho | 2007-06-01 02:58 | 雑記
Magazine
 最近購読している雑誌ですが、写真が素晴らしいので毎号楽しみにしているもののひとつです。この号では20周年記念として編集者が選んだ心に残る写真特集をやってました。
 その最初のページにある、頭をくるっとひっくり返しているフクロウの写真。92年のもの。フィルムはコダクローム64。今じゃ考えられないですね。
 撮った人は当時、どこかの町のフルタイムの副保安官。パートタイムとして、ネーチャーフォトグラファーをやっていたそうです。それでもこういう瞬間に出会えるのですね。
 ちなみにこのフクロウのいた森は開発のためなのか、もう無くなってしまったそうです。
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by takaortho | 2006-11-22 01:16 | 雑記
Light on the EARTH
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【携帯のカメラ】
 
 注文していた写真集が届きました。世界の著名な野生動物写真家たちのスーパーショット集です。稀にこれのどこが?というのも見られますが、ほとんどがシビレルようなショットで堪能できます。

 大好きな Jim Brandenburgの作品、Dune oryx (p158)と Eye of the Wolf(p197)の2点も選ばれており、大満足の作品集です。この本のいいところは、作品を Moments, Formations, Connections, Compositions, Portraits など抽象的なカテゴリに分けて編集しているところで、それぞれに代表する写真家の解説もついています。

 表紙を飾っているのは野鳥写真家のアーサー・モリス氏の Burning of the Mist 。実は鳥の写真を撮るようになったのは、氏の Juvenile Sanderling の写真を見たのがきっかけでした。余談ですが、一度、氏にメールで写真について質問のメールを出したことがあるのですが、鳥の写真が大好きでしょうがないことが伝わるようなエネルギッシュな返事をくれました。
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by takaortho | 2006-05-29 23:13 | 雑記